
「忙しくて時間ないんだ、仕方ないさ」
と、つい言い訳…。
忙しくて時間ないしなぁ…というの分かります。
ですので、これだけはという厳選3冊です。
今回は、本当にこれは読んでもらいたい!という3冊です。ベストセラーで、世界的に影響を与えた本を挙げます。
【厳選3冊】おすすめの理由
本当に多くの人に読まれているのは内容が良いから。
ここに挙げた厳選3冊はかなり多くの方が読んでいる世界的ベストセラーです。
ファクトフルネス | 全世界 200万部以上 |
ライフシフト | 20カ国以上に翻訳、日本だけで35万部以上 |
サピエンス全史 | 全世界48か国に翻訳 200万部以上 |
大袈裟と思われるかもしれませんが、読んだ後のあなたの考え方に変化を与えるものがきっとあると思います。
逆に言えば、これを読んでいないということは、多くの人が大きな影響を受けた事柄をあなたは知り損ねているということに…。
もったいないです。
ちょっと時間を掛ける価値はあると思います。
【厳選3冊】本の紹介
❶ ファクトフルネス
Factfulness: Ten Reasons We're Wrong About The World - And Why Things Are Better Than You Think 全世界200万部のベストセラー […]
世界にはフェイクニュースや、質の低い情報が溢れています。
手軽に情報が手に入るようになって便利ですが、どの情報を信じればよいのか、難しくなっているのも事実です。
そういう中で、自分の力で正しい情報を見抜くことができるかが、とても大切になってきました。
しかし物事を正しく認識するのは簡単ではないようです。本書はそのことを明らかにしています。そして、どうしたら「世界を正しく見ることができるか」を教えてくれます。
でも全然上から目線ではないです。クイズ形式だったり、ユニークな挿話だったり、読みやすいです。
クイズでは、自分が結構、勘違いや思い込みをしていることに気づかされます。でも世界中の地位の高い人、優秀な人も、皆同じように勘違いや思い込みをしているみたいです。
著者はそうした状況を正そうと、あの手この手で世界の見方を転換させてくれます。読み終わったら、あなたの情報リテラシーは必ずや上がっています。
❷ ライフシフト
The 100-Year Life: Living and Working in an Age of Longevity 「人生100年時代」という言葉が定着化するきっかけを作ったベストセラー 平均寿命が伸びることにより[…]
100年の人生、特に後半に向かって準備は万端ですか?
なんとなく考えなきゃなぁとは思いつつ、忙しさに紛れてしまっていませんか。
自分の周囲を見てみると、ちゃんと考えていた人とそうではなかった人は明確に後半で差がつくのではないかと思います。僕は考えなきゃなぁと思いつつ、そこまで真剣には考えていませんでした。
でも、考えている人はいるんです。それが後から分かります。あー、自分ももう少し考えておけばよかった…後悔先に立たず。
仕事、恋愛や結婚、家、子どもや教育と考えなきゃいけないことは山ほどあります。どこから手をつけたらいいか迷うと思います。
さらに世の中の変化のスピードは速く、親の人生やアドバイスはまったく参考にはなりません。
本書は、世界中の多くの人の知識や考察をベースに著者たちが編み上げた未来の予測図みたいなものです。ですので、あなたの将来を考える上で、参考になりうるレベルのものだと思います。
もうすっかり定着した人生100年時代という言葉ですが、自分の人生に当てはめてみたときに、例えば次の5年で何をすべきか明確になっていますでしょうか。
ちょっと立ち止まって考えてみるきっかけは要りませんか?
❸ サピエンス全史
Sapiens: A Brief History of Humankind 世界48カ国で翻訳されたユヴァル・ノア・ハラリのベストセラー。人類が初めて姿を現したのは、およそ250万年前。そして10万年前の地球には、少なくとも6つの異な[…]
ホモ・サピエンスは優れているから勝ち残ったのか?
そうでもないみたいです。特に個体を取り出してみたら、生物学的にはネアンデルタール人の方が優れていたのかもしれません。
では、なぜサピエンスが残っているのか?
その理由は、サピエンスは「虚構」を生み出し、それをみんなで信じるという他の動物にはない能力によって、集団としての力を発揮することができたから。
古くは「ファラオ」や「神」であったり、現在は「貨幣」や「企業」のことですね。
そうなんです。実は「ファラオ」と「GAFA」は似たようなもんなんですね。そして、もしかしたら「ファラオ」よりも「GAFA」の方が強大かもしれません。
本書では、日本でもお馴染みのユヴァル・ノア・ハラリ教授が、人類の歴史を紐解き、ユーモアを交えて、独自の視点から解説してくれます。
歴史ってこんなに面白かったんだ。
【厳選3冊】英語の読みやすさ
3冊とも英語が読みやすいです。
読む順番もファクトフルネス、ライフシフト、サピエンス全史という順番がおすすめです。
初心者向け→初級/中級→中級の順番になっています。
あまり洋書を読んだことのない方は、この順番に読むと、徐々にレベルアップしていく感じになります。
英語的には、特にライフシフトの英語は、簡潔で論理的で綺麗な英語だと思います。参考になると思います。
ビジネス書は小説より簡単
ちなみに、文学・小説から洋書に挑戦するよりも、実はビジネス書から洋書に入る方が楽だったりします。
理由はいくつかあります。
- 求められる語彙力が、ビジネス書の方が低い
- 「専門用語」は辞書が必要だが、凝った修飾語みたいなものは出てこない
- 論旨が明確で、何について語られているか迷わない
- 論理的な文章が多い
また、著者がものすごく優秀な方で、機智に富んだユーモアに触れられるということも多く、優れたビジネス書はそこも魅力ではないでしょうか。
洋書はコストパフォーマンスが良い!
実は洋書の方が断然安いんです。
日本語版 Kindle価格
ファクトフルネス | 1,782円 |
ライフシフト | 1,782円 |
サピエンス全史(上下) | 3,960円 |
合計 | 7,524円 |
洋書 Kindle価格
ファクトフルネス | 801円 |
ライフシフト | 1,566円 |
サピエンス全史(上下) | 1,440円 |
合計 | 3,807円 |
※ 2020年4月14日現在 筆者調べ
なんと、洋書の方が約半額です!
無茶苦茶コスパがいいですよね😳
まとめ
それでは、外せないベストセラー厳選3冊です!
【厳選3冊】の日本語版
これを読んだら次の3冊もおすすめです。
HOMO DEUS A Brief History of Tomorrow 世界的ベストセラー「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福」のユヴァル・ノア・ハラリが示す未来への提言21世期に人類が目指すであろう新たな目標とは、人間を神に[…]
21 Lessons for the 21 Century 「サピエンス全史」では人類の歴史を俯瞰し、「ホモ・デウス」では人類の未来を予測したユヴァル・ノア・ハラリが、今度は現在に焦点を当て、人類が抱える問題の本質に迫ります。共産主義[…]
The Shift: The Future of Work is Already Here ロンドン・ビジネススクール教授、そして英タイムズ紙の選ぶ「世界のトップビジネス思想家15人」のひとりでもあるリンダ・グラットンの予測する近未来[…]