「できるものならなってみたい」
「起業ってどうやるんだろう」
さて、起業家ってどんな人たちなんでしょう?
これだけはという厳選3冊、今回は起業家に焦点を当ててみました。
スティーブ・ジョブズ(アップル)、イーロン・マスク(テスラ・スペースX)、そしてフィル・ナイト(ナイキ)の三人です。
もはや伝説のスティーブ・ジョブズ、現役・お騒がせですが、すごい実績のイーロン・マスク、本当に痛快なフィル・ナイト。
自信を持っておすすめする3冊で、どれもビジネスの世界に身を置く方ならば、多くの学びが得られる内容です。
【厳選3冊】おすすめの理由
成功した起業家は何を考え何をしたのか
仮にあなたが起業を考えているなら、この3冊は必ずや多くの示唆を与えてくれるものです。
起業まで考えていないとしても、勇気ややる気、忙しさに紛れて置き去りにされているあなたのいつかの決意を思い出させてくれるかもしれません。
今回はそんな3冊です。
この3冊の伝記に登場する主人公は、皆幾つもの障害や困難を乗り越えて成功を手にした人達です。ここには、どうやったら成功をつかめるのかのヒントが散りばめられていると言えるでしょう。
もちろん真似するのは簡単ではありませんし、上辺だけ真似てもダメですが、中にはこれまでの自分を見直すきっかけになるものがあると思います。
時間がないは便利な言い訳ですが…
自分も含めてですが、いつも時間がないって言ってませんか。
あれもしなければならない、これも忘れないように。いつもToDoリストに多くのことが挙げられています。
とにかく忙しいんですが、でもこの一年で何かを達成したのかと聞かれたらどうでしょうか?
うーんと唸ってしまうのでは。
本を読むことは時間を取られることでもありますが、今回の3冊は、読めばその費やした時間の代わりに、あなたが本当はやりたいと思っていること、過去に決意したのに忘れていることを思い出させてくれるかもしれません。
ほら、何かやろうと思っていた大事なことを忘れていませんか?
【厳選3冊】本の紹介
❶ スティーブ・ジョブズ
Steve Jobs by Walter Isaacson アップルの創業者の一人であるスティーブ・ジョブズは、おそらく最も多くの人に影響を与えた起業家ではないでしょうか。 ジョブズといえばアップルですが、実はピクサーもジョブズが興[…]
いろいろな面で、世界を変えた一人であることは間違いありません。
ジョブズについては、巻頭の次の一言に凝縮されているかもしれませんね。
The people who are crazy enough to think they can change the world are the ones who do.
-Apple’s “Think Different” Commercial, 1997
出典:Steve Jobs by Walter Isaacson
出版されてすぐに読みましたが、今読み返しても、やはりジョブズはすごいですね。
製品やサービスもそうですが、アップルやピクサーといった革新的な企業を創り出したことが素晴らしいです。
今はそうでもなくなってしまいましたが、当時のアップルには夢を感じさせる何かがありました。企業が夢を感じさせるって、あまりないですよね。
マックを使って何か素晴らしいものを作り出せるんではないかという気がしたものです。
←いまだに部屋の片隅にあります。
1996年10月14日に発表されたPower Macintosh7200/120。
当時、アップルに憧れて買ってしまいました。結局、大したものは何もできませんでしたが😅
ジョブズがアップルに返り咲く1997年1月のほんの少し前の製品です。
ああ、それに「1984」の初代マックのコマーシャルはカッコ良かったなぁ。これも伝説のCMですよね。
❷ イーロン・マスク 未来を創る男
Elon Musk: Tesla, SpaceX, and the Quest for a Fantastic Future テスラ、スペースXの共同設立者・CEO、そして、ソーラーシティの会長。世界で最もアグレッシブな起業家イーロン[…]
イーロン・マスクはまだキャリアの途上ですが、ものすごく大きく世界を変える可能性を持った人物。
自動車、宇宙産業、エネルギーと、一人の人間が後発で参入するのはとてつもなく大変そうな領域に見えます。
そこで会社を興し成功しつつあるのがイーロン・マスクな訳ですが、これまた一体どうやったらそんなことが可能になるのか不思議ですよね。
本書を読んでみると、とにかく莫大なエネルギー量を持った人のようです。
とてもイーロン・マスクと同じようにはできないかもしれませんが、何かを成功させようと思ったら、やはり物事を突き詰めていく必要があるんだなと改めて感じました。
何か今プロジェクトを手掛けている人は、読むといいかもしれません。
❸ SHOE DOG(シュードッグ)ー靴にすべてを。
Shoe Dog: A Memoir by the Creator of NIKE ナイキの創業者フィル・ナイトの自伝だが、面白い小説を読むかのような臨場感に溢れた痛快な作品。 1962年のあの日の朝、私は自分にこう言い聞かせた。馬[…]
ナイキの創業者フィル・ナイトの半生を描いた自伝ですが、小説のように面白い!
テクノロジーに根ざしている訳ではないところが上の二人とは異なりますが、やはり波乱万丈な感じで成功を掴み取っていったところは共通しています。
時代が少し前の1960〜1980年代を中心に語られていくので、インターネット以前の時代ですね。若干レトロ感があって、そこがまた本書の良い雰囲気にもつながっているような気がします。
本書は、このカテゴリーの中では最も人気のある1冊です。
ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、アンドレ・アガシなど、多くの著名人も絶賛していますが、やはり人気の秘密は読むと勇気がもらえるということではないでしょうか。
読み物としての爽快感は3冊の中では一番上です。
【厳選3冊】英語の読みやすさ
3冊とも中級レベルから読める本だと思いますが、「スティーブ・ジョブズ」はやや難しめで上級寄りだと思います。
この3冊の中では、英語的に一番読みやすいのは「シュードッグ」だと思います。
「イーロン・マスク」と「シュードッグ」が比較的軽めでストレートな文体なのに対して、「スティーブ・ジョブズ」は、やや重厚かつウイットに富んだ感がある文体です。
英語に慣れてきて、ワンランク上に上達したいなという方には、「スティーブ・ジョブズ」の英語は参考になるのではないでしょうか。
洋書はコストパフォーマンスが良い!
実は洋書の方が断然安いんです。
日本語版 Kindle価格
スティーブ・ジョブズ(上下巻) | 2,200円 |
イーロン・マスク | 1,870円 |
シュードッグ | 1,782円 |
合計 | 5,852円 |
洋書 Kindle価格
スティーブ・ジョブズ | 789円 |
イーロン・マスク | 212円 |
シュードッグ | 1,376円 |
合計 | 2,377円 |
※ 2020年4月25日現在 筆者調べ
洋書のビジネス書は無茶苦茶コスパがいいですよね😳
まとめ
それでは、ベストセラーの伝記厳選3冊です!
起業して成功に導く人はどうやら皆、自分の頭の中にあるビジョンに向かって、周りを巻き込みながら邁進していくタイプですね。
決して過去に囚われたりしないし、他の人がどう考えているかなんて、これっぽっちも気にしていません。
そして、多かれ少なかれジェットコースター的人生を生きています😅(だから読むと面白い)
【厳選3冊】の日本語版
「読もうと思ってるけど、読んでないんだよな」 「忙しくて時間ないんだ、仕方ないさ」 と、つい言い訳…。 忙しくて時間ないしなぁ…というの分かります。 ですので、これだけはという厳選3冊です。 今回は、本当にこれ[…]