この記事では初心者の方向けに、以下のような特徴を備えた洋書をご紹介しています。
大人が読んでも面白い本
できる限り読みやすい文体
ページ数もそれほど多くない
どれも最初の１冊に最適なものばかりです。
ぜひ挑戦してみてください！
おすすめ洋書❶ 推理小説
アガサ・クリスティ傑作３選
「ミステリーの女王」アガサ・クリスティの傑作を。
甲乙付けがたい作品で、どれも有名です。
「オリエント急行殺人事件」と「アクロイド殺し」は名探偵ポアロが登場します。
「そして誰もいなくなった」は唸らせられること間違いなし。
それぞれ凝った仕掛けで、読後の満足感が高いのではないでしょうか。
アガサ・クリスティ絶頂期に書かれた名作「そして誰もいなくなった」。 「Soldier Island」に呼び寄せられた10人の老若男女。彼らを招待した人物は現れず、その代わりに過去の罪を告発される客たち。そして出ていくことのできない孤島を舞[…]
華やかなオリエント急行を舞台に、名探偵ポアロが活躍する傑作推理小説。 大雪で立ち往生した列車で起こった密室殺人。シリアでの事件解決後、英国へ向かうため、偶然乗り合わせていたポアロが事件の解明に乗り出します。米国や欧州各国から、様々な乗客を[…]
引退したポアロがやってきた平和な田舎の村。野菜作りに励んでいたポアロだが、殺人事件の捜査に巻き込まれて…。 この作品は、とにかくラストの大どんでん返しがすごいです！クリスティが仕掛けたトリックの中でも、これは最高ではないかと。推理小説ファ[…]
おすすめ洋書❷ ファンタジー
子供向け？いやいや結構深いです
「ハリー・ポッター」は、おなじみですね。
第１巻はやっぱり面白い。
「モモ」は時間どろぼうと盗まれた時間を取り戻してくれた女の子モモの寓話的な物語。時間という深遠なテーマを扱った示唆に富む作品です。
2作品とも、世界観の構築が見事で、大人も楽しめること間違いなしです！
言わずと知れたハリー・ポッターですが、やはり面白さと初心者でも読めるバランスを考えるとおすすめです。 1997年に英国の作家 J・K・ローリングが発表したファンタジーですが、ダニエル・ラドクリフ主演で2001年から映画化され、こちらも大人[…]
ミヒャエル・エンデの名作。時間どろぼうに奪われた時間を、主人公の女の子モモが取り返してくれるものがたり。 時間という深遠なテーマをベースにして、風刺的な側面もあれば、ファンタジーとしての面白さやとても美しい表現もあり、素晴らしい作品です。[…]
おすすめ洋書❸ ビジネス
実は読みやすいビジネス書
ビジネスというと、何か難しいことが書いてあるのではないかと思いますよね。
でも実はビジネス書の英語は簡単な場合が多いのです。
なぜかというと「文学」ではないので、書いてあること自体が明確であり、かつ論理的であることが多いのと、不必要に修飾語が出てこないということがあります。
中でも「ファクトフルネス」は、英語もわかりやすく、おすすめのベストセラーです。
Factfulness: Ten Reasons We're Wrong About The World - And Why Things Are Better Than You Think 全世界200万部のベストセラー […]
アドバイス
洋書に初めて挑戦する方は、どの本を選ぶかがとても重要です
難しすぎれば、続きません。
面白くないと、やっぱり続けにくいです。
どの本がちょうど良いレベルなのか、なかなか分からないと思います。
この記事でおすすめしている本の中でも
「そして誰もいなくなった」
「ハリー・ポッターと賢者の石」
の２冊は、特に最初の１冊におすすめです。
それと、最初にビジネス書をおすすめするケースは少ないのかもしれませんが、
「ファクトフルネス」
は本当に英語が読みやすいので、ビジネスマンはもちろん、そうではない方にもおすすめです。
洋書は2冊目からはかなり楽になります
最初の１冊を完読できると、２冊目はかなり楽になります
自信もつくので、もう１冊読んでみようかなと、きっと思います。
誰かと競うわけでもないので、ゆっくり自分のペースで始めてみてください。
勉強ではないので、全部理解する必要もありません。
面白い本を楽しみましょう。
↓この記事では挫折しない洋書の読み方を解説していますので、参考にしてください。
「洋書を買ったけど、最初の何ページかで挫折した」「英語で読むなんて絶対無理…読めたらかっこいいけど」最初から諦めてしまう人も多いのかもしれません。でも、挫折しない読み方、あります！ 洋書読みは、挫折してしまった[…]